目黒の中心で夜泣きをあやす

一人旅とランニングと株式投資を愛する一児の父  日々の出来事を記していきます

アラブの商人と息子殿の類似点

ロッコのようなアラブ諸国では、市場で物を買う時は必ず商人と値段交渉をすることになります。大概こちらを観光客とみて、彼らは最初10倍くらいの値段をふっかけてきます。それに対してこちらは欲しい値段の半分くらいからはじめて、段々と双方のいい値を収束させていくことになります。明らかに高めをいってきているのは分かっても、あまりにも低い値を言い過ぎると向こうも怒ってしまうので、交渉にはバランス感覚が要求されます。

 

イヤイヤ期に入った息子殿と対するのも、アラブ商人との交渉と似たようなものを感じます。あえてママの気を惹きたくて「散歩はおとーじゃなくてママといく」と駄々をこねるも、ひとたび外に出れば「おとーと外いく」とけろっと機嫌よくなることもあれば、「お風呂ママと入る」と言ってるところを私と入って大泣きしてしまうということも。日々寄せられる息子殿の高めの欲求、上手く見定めて適度に叶えることの難しさ、であります。